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犬小屋(木製)の塗装方法

費用を抑える究極の方法は、自分で施工することが1番です。
ホームセンターの材料で十分です。
ただ『下地を傷めてしまった・周囲を汚してしまった・怪我や体調がおかしくなった』等、、リスクもありますので、充分注意してください。

なお、あくまでも一般的な方法ですので、塗り替えの場所や使用する塗料などが変わると、工程も変わることがあります。

犬小屋(木製)の塗装方法


1.下地処理
仕上がりの良し悪しは、下地処理でほとんど決まります。
1番邪魔くさい作業ですが、非常に重要な作業でもあります。
今回は、犬小屋を塗り替える前提でご説明します。
皮すきやサンドペーパーなどで、古い塗膜や木のケバダチをキレイに取り除いて下さい。
下地調整は塗料の密着性を高め、長持ちさせるために、塗装前には必ず行うとても重要な工程です
材料
・皮すき
・サンドペーパー等
購入場所
ホームセンター・ネットショップ
作業

(1)塗る面が汚れている場合は、ゴミ・汚れを取りってください。
   ワックスや油分等はペイントうすめ液で拭き取り、 充分に乾燥させる必要がありま   す。

(2)目の粗い木やケバダチがある場合は、サンドペーパー(180〜240番くらい)を軽くかけておきます。

(3)旧塗膜がある場合は、皮スキ、サンドペーパーなどで完全に取り除いて下さい。


2.養生
これから塗装しようと思っている個所以外の場所を塗料で汚さないようにします。
まず、マスキングテープ・ガムテープ・マスカーで塗装箇所以外を覆います。
床などには、ビニールが付いた養生シートが売っていますのでご準備ください。
新聞紙などは染み込む恐れもありますので、あまりお勧めはできません。
マスカー
養生テープとビニールが一体になった物です。
ホームセンターにも売っています。
 
材料
・マスカー(ガムテープとビニールが一緒になった養生用シート)
・ガムテープ(布、紙などがあります)
・テーププライマー(テープが付きにくい場所用のスプレー式接着剤)
・ほうき(細部の掃除がでるきような小さなもの)
購入場所
ホームセンター・ネットショップ
作業

(1)汚れていい服で準備に取りかかりましょう。

(2)養生のテープがよく付くように、汚れている個所はキレイに掃除をします。

(3)塗装する犬小屋と床部分の境目にマスカーを貼ります。マスカーがうまく貼れない場合は、テーププライマーを使って接着します。

(4)ビニールを広げて、床を覆います。塗料が飛び散って床が汚れないように、広めに覆ったほうがいいでしょう。

(5)風で飛ばされないように、ビニールの端を養生テープでしっかりと止めます。


3.ニス仕上げの場合
木目を生かしたい場合は、ニス仕上げで施工してください。
材料
・ニス
・刷毛(大きさの違うものを2、3本用意しましょう)
購入場所
ホームセンター・ネットショップ
作業

(1)二ス用刷毛で、木目に沿って薄く伸ばすように塗ります。
塗り重ねるときは、24時間以上あけてから塗装してください。
広い面への塗装は、ローラーを使用するのがポイント。早く均一にきれいに塗れます。
* 塗装の際、一度見えない部分に試し塗りし、仕上がり感を確認すると良いでしょう。


3.ペンキ仕上げの場合
仕上げ塗装ともいいます。上塗りの出来次第で、塗装の仕上がり具合が大きく違ってきますので、慎重に作業しましょう。
材料
・仕上げ塗料(シリコン系、ウレタン系など多くの種類があります)
・シンナー(溶剤系の塗料を薄めるための希釈剤です)
・刷毛(幅が2〜5cmくらいの大きさの違うものを2、3本用意しましょう)
・ローラー(広い部分を塗るためのものです)
購入場所
ホームセンター・ネットショップ・塗料屋さん
作業

(1)使用する塗料、作業ともに中塗りの工程と同じです。

(2)溶剤系のサビ止め塗料の場合はシンナーで、水性の場合は水で希釈します。

(3)塗料と希釈剤(シンナーまたは水)が均一になるまでよく混ぜます。

(4)中塗りと同じように、ムラなく均一に塗っていきます。

(5)最後に塗り残した部分がないかを確認し、塗り残しが見つかったら、そこの部分だけを小さな刷毛を使って塗装します。狭い場所や見えにくい場所などは特に気を付けて確認します。

(6)塗料が完全に乾いたら、養生をゆっくりと剥がします。

(7)使用した道具をキレイに片付けたら完成です。

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