壁紙クロスへ塗装
壁紙(クロス)へ塗装方法を教えます。
なお、あくまでも一般的な方法ですので、塗り替えの場所や使用する塗料などが変わると、工程も変わることがあります。
ベランダ手すりの塗装方法
1.下地の調整
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塗装を綺麗に仕上げる為には、下地処理が重要です。 まずは、原状の壁紙の状態を把握しましょう。 |
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材料
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・接着剤 ・ペイント薄め液 ・パテ |
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購入場所
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ホームセンター・ネットショップ | ||
作業
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(1)汚れていい服で準備に取りかかりましょう。 (2)壁紙が剥がれかかっている個所は、接着剤で補修 (3)穴が開いていたり、凹んでいる個所はパテ補修 (4)パテ補修をした箇所は、乾いてからサンドペーパーでフラットにしてください。 (5)油や手あかで汚れている個所は、ペイント薄め液で拭き取ってください。 |
2.養生
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塗料の付いてはいけない箇所は、養生して保護しましょう。 | |||
材料
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・マスカー(ガムテープとビニールが一緒になった養生用シート) ・ガムテープ(布、紙などがあります) ・テーププライマー(テープが付きにくい場所用のスプレー式接着剤) ・ほうき(細部の掃除がでるきような小さなもの) |
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購入場所
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ホームセンター・ネットショップ | ||
作業
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(1)床や廻縁(天井と壁の境界にある木部)・巾木(床と壁の境目にあるビニールや木製の板)で塗装しない箇所は、マスキングテープ等で養生してください。 ※万一塗料が付いても、油性の場合はペイント薄め液で拭き取ってください。 |
3.塗装作業
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塗料は使用前に必ずかくはん作業をして下さい。 缶を逆さにし、上下に振って混ぜてください。 蓋はしっかり締まっていることを確認してください。 |
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材料
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・塗料(溶剤系と水性があります) ・ペイント薄め液(溶剤系の塗料を薄めるための希釈剤です) ・刷毛(幅が2〜5cmくらいの大きさの違うものを2、3本用意しましょう) ・ローラー(広い部分を塗るためのものです) ・下げ缶(塗料を入れたり、希釈したりするための容器です) |
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購入場所
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ホームセンター・ネットショップ | ||
作業
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(1)溶剤系の塗料の場合はシンナーで、水性の場合は水で希釈します。希釈の割合は塗料の缶などに書いてありますので、それを参考にしてください。 (2)塗料と希釈剤(シンナーまたは水)が均一になるまでよく混ぜます。 (3)角や隅などの塗りづらい細かな部分から先に刷毛で塗装します。このような部分は、幅の小さな刷毛を使うとうまく塗れます。 (4)細かい部分を塗り終えたら、広くて塗りやすい部分を塗装していきます。この部分はローラーが使えれば、時間を短縮できます。塗料をサッと均一に塗っていきます。ある程度塗り終わったら、再度塗り広げていきます。塗料がムラなく均一な厚さで塗れるように慎重に塗りましょう。 |
4.上塗り・仕上げ
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3の塗装作業で綺麗に仕上がれば必要ありません。 | |||
材料
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・3で使用した塗料 ・ペイント薄め液(はみ出した油性塗料は、これで拭いて塗料を取って下さい) |
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購入場所
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ホームセンター・ネットショップ | ||
作業
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(1)塗装を上塗りする場合は、下地が乾いてから作業をして下さい。 (2)はみ出している塗料は拭き取ってください。 (3)塗料が完全に乾いたら、養生をゆっくりと剥がします。 (7)使用した道具をキレイに片付けたら完成です。 |